2008年03月
2008年03月29日
「反対だよ!」小さな疑問
ブレック・ファーストが終わり、お母さんに連れられた小さな男の子がロビーにやってくると、暖炉の前にいる私の方をみて、「あれ、反対だよ!」と聞いてきたんです。何のことかな?と思っていると、どうやら、ダイニング・ルームにある人の形を描いた絵のことだとわかってきました。
6歳になる彼は、どうも納得がいかない。大人だって、首をかしげる、当イン名物の「謎の壁絵」
さて、どう説明したらいいのかしら、私はゆっくり幼い彼を見ながら、語りかけました。
「男の子だって、ハートの中に女の子みたいな、やさしい気持ちがあるでしょう?」
う〜ん、なんだかよくわからない、、でも、どこかで納得している様子。
ソファの側にちょこんと立っているかわいい女の子は、2歳になる彼の妹のMちゃん。
「Mちゃんは女の子なのに、時々、強くて男の子みたいでしょう?」
お兄ちゃんの彼は、「うん」とうなづきました。
「男の子でも、女の子みたいにやさしいし、女の子でも男の子のように強いところがあるのよ。それは、大人も子どももおんなじなの。」
すると、その彼はもう何も聞いてこなくなりました。
ああ、この小さな男の子は、分かってくれた!
その晩、「すごいでしょう、6歳でもわかるのよ!」と感心している私に、「6歳だから、わかるんだよ!」と伸がつぶやきました。
う〜ん、そうかもね、私達は、しばし沈黙、その深さに聞き入っていました。
